必要貯蓄率の必要性
けっして暗い話ではありません。明確な意思を持ち、将来をイメージして、とにかくお金を貯めましょう。月々の給料の中から貯蓄をするわけですが、現在のお金を未来に移動させると考えてください。欲しいものはすぐに手に入れるというのは目先の欲望ですが、それよりも自分の未来のために貯金を優先すべきです。
所得の中で、消費と貯蓄のバランスを取りましょう。どうやら受給できる年金だけでは足りそうにもないのは明らかです。老後にお金が不足して悲惨なことになりたくないですよね。また、あなたは何歳まで働いて、リタイア後には、今の生活費の何割くらいで生活しようと思っているのでしょうか?まずは、必要貯蓄率を求めてみましょう。そうすれば月々どの程度貯蓄をしなければならないかが明確になってきます。
より具体的に言えば、老後、自分がイメージしているような生活をするために、今からどのくらい貯蓄をすればいいのかを求めます。何歳であっても利用でき、過去は問題にしません。必要貯蓄率の計算ですから、式に必要な数字を入れていきます。計算自体はかなり簡単です。誰でも電卓とメモ用紙を用意すれば、計算していくことができます。計算するのがちょっと怖いかもしれませんが、まずは事実と向き合うことが大切なのです。